署長の部屋

The chief of the Hirosaki police station

プロフィール

 令和6年3月25日付けで弘前警察署長として着任した
   成田志生(なりた ゆきお) 56歳
と申します。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 出身は、弘前市(旧相馬村)で弘前警察署勤務は2度目となります。
 趣味はマラソンと温泉です。
 ランニングを日課にしていますので、走りながら管内の素晴らしさをたくさん感じたいと思います。
 また、弘前・白神アップルマラソンも楽しみにしています。

令和6年度決意表明

 例年なく雪の少ない冬が明け、さわやかな春の季節を迎えようとしています。管内の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。  
 この時期は、雪解けとともに自動車のスピードが上がることや、子どもたちも新学期を迎え、歩行者や自転車の交通量が増加しますので、「思いやり・ゆずり合い」運転で安全運転をお願いいたします。  
 署員一同、管内の皆様が安全で安心して暮らせますよう青森県警察の運営方針である「安全・安心を実感できる青森県の実現」を目指し、治安維持のための活動と地域の発展に貢献できる活動に取り組んでまいりますので、引き続き警察署に対しますご理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

交通死亡事故抑止警戒走行出動式(10月21日)

 本年、県内では交通死亡事故が多発しており、弘前警察署管内においても10月21日現在の犠牲者は9人で、昨年に比べ7人増加する危機的な状況にあります。
 例年、10月中旬以降は薄暮・夜間時間帯に交通死亡事故が多発する傾向にあることから、これ以上の交通死亡事故の発生を防止するため、「弘前警察署管内交通死亡事故多発警報」を発令し、署を挙げて交通事故抑止活動を推進することとしました。

自転車ヘルメット着用モデル校指定(9月30日)

 当署では、弘前大学教育学部附属中学校を当署管内2校目の自転車ヘルメット着用モデル校に指定し、署長から校長に「モデル校指定書」、自治会長に「モデル校指定の証」を交付し、今後の自転車ヘルメット着用促進活動の協力を依頼しました。
 自治会長は、「校則で決まっているからという考えではなく、自分の安全のためにヘルメットを被ります。」と話していました。

アップルパトロール出動式(9月24日)

 青森県を代表する果物である「りんご」の本格的な収穫期を控え、弘前市りんご公園において、管内の市町村長や農協関係者、防犯関係団体の方々とともに、「りんご盗難防止アップルパトロール出動式」を行い、りんご盗難を発生させない決意を新たにしました。
 式典の後、弘前市長とともに、りんごが色づき始めたりんご園を巡回し、生産者の方々に盗難予防を呼びかけました。
 生産者が真心を込めて育てたりんごを守るため、関係団体の皆さんと連携して防犯活動を強化していきます。

自転車ヘルメット着用モデル校指定(9月18日)

 当署では、秋の全国交通安全運動期間に先立ち、板柳中学校を管内初の自転車ヘルメット着用モデル校に指定し、吉田英人校長と神山青空生徒会長に指定書などを手渡して、今後の自転車ヘルメット着用促進活動への協力を依頼しました。
 板柳中学校は、自転車で登下校する際のヘルメットの着用を校則で定めており、管内で最も高い着用率を誇っています。

秋山遭難救助訓練(9月13日)

 秋のキノコ採り・行楽シーズンを控え、遭難や行方不明などの際に速やかで適切な対応ができるよう、弘前地区消防事務組合や岩木山パトロール隊赤十字奉仕団など山岳遭難防止協議会の方々とともに、岩木山嶽登山道付近において秋山遭難救助訓練を行いました。
 今回は、遭難救助に活用する、エアーテントの設営、ヘリコプターからの映像の受信、救急法と負傷者の搬送、衛星携帯電話の使用、熊スプレーの使用など様々な訓練を実施しました。
 秋山は日没が早くなり、天候も変わりやすいので、遭難しないようしっかりとした装備での入山をお願いします。

県下警察柔道大会優勝(9月11日)

 9月11日に青森市内で開催された県下警察柔道大会において当署チームが優勝し、お祝いの横断幕を持った署員が、優勝旗を抱えて帰署した選手を出迎えました。
 当署が柔道大会で優勝したのは平成23年以来13年ぶりです。
 翌日行われた剣道大会では団体戦3位でしたが、個人戦で女性警察官2人が3位に入賞しました。
 引き続き各種訓練を行い、強く・正しく・温かい弘前警察署を目指します。

水難救助訓練の実施(8月26日)

 昨今、国内各地において豪雨災害が発生していることを受け、災害対応能力の向上を図ることを目的に、西目屋村目屋渓谷岩木川カヌー競技場等において、救助用ゴムボートの漕法訓練、ゴムボートや救命浮環を使用した救助訓練などを実施しました。
 訓練場所である目屋渓谷岩木川カヌー競技場では、2年後に本県で開催される「青の煌めきあおもり国民スポーツ大会」のカヌー競技が行われる予定です。

「防犯カメラ設置促進に関する協定」締結式(8月26日)

 「安全で安心なまちづくり」の実現を図ることを目的として、当署管内の防犯カメラ事業者INVENT WONDER、住宅施工業者心工務店・オサ建設工業が相互に連携し、防犯カメラ設置促進に関する協定を締結するに至りました。
 犯罪抑止や有事の際の早期解決などに効果が期待されます。

交通死亡事故皆無記録合同表彰(8月9日)

 7月26日をもって交通死亡事故皆無500日を達成した弘前交通安全協会和徳学区支部、7月30日をもって皆無1,000日を達成した石川支部、8月4日をもって皆無1,000日を達成した藤崎支部に対し、弘前交通安全協会会長と連名で表彰を行いました。
 長期間にわたり、交通死亡事故の抑止に尽力された各支部の方々に心から敬意と感謝を申し上げます。
 当署管内では交通死亡事故が増加しています。「思いやり・ゆずり合い」で安全運転をお願いします。

こども一日警察署長(7月22日)

 夏の交通安全県民運動を広く市民に周知して交通安全意識の向上を図るため、7月22日、城西こども園の代表園児5人を一日警察署長に任命し、弘前駅前公園でのセレモニーや近くの歩道上で行われた街頭啓発活動に参加してもらいました。
 制服姿のかわいい園児たちは、一生懸命広報活動を行い、その後見学したパトカーに目を輝かせていました。
 これからも交通事故に遭わずに健やかに成長し、将来、本物の制服を着てくれたら嬉しいです。

特殊詐欺被害防止の銀行を表彰(7月23日)

 本年7月1日、現金19万8,000円を振り込むよう誘導されていながら、振り込んでもらえると誤信してATMの操作方法を尋ねた女性客を認め、警察に通報して特殊詐欺被害を未然に防止した、みちのく銀行板柳南支店の支店長と次長兼サービス窓口課長に感謝状を贈呈しました。
 今年は、SNS型投資・ロマンス詐欺が急増しています。お金の話には注意しましょう。

花の日の訪問者(6月27日)

 6月27日、弘前学院聖愛高校の生徒2人が当署を訪れ、「花の日礼拝」で飾った花を届けてくれました。
 「花の日礼拝」とは、毎年6月、生徒と教職員が花を持ち寄って礼拝堂に飾り、生きとし生ける全てのものに生命を与えて、養い育てて下さる神様に感謝を捧げる礼拝とのことです。
 当署を訪れた2人は野球部員とのことで、夏の甲子園大会に向けた決意も語っていました。
 花を届けてくれたお礼に、パトカーの乗車体験をしてもらいました。これを機会に、警察官の仕事にも興味を持ってもらえると嬉しいです。

少年サポートボランティアの委嘱(6月5日)

 本年度、県少年サポートボランティア「Picot」のメンバーに委嘱され、少年の非行防止や健全育成の支援者として活動する大学生のかたがたに対し、県警本部長名の委嘱状を手渡しました。
 「Picot」とは、フランス語で編み物やレース・リボンなどの端についている小さな縁飾りのことをいい、委嘱されたボランティアが、少年と地域社会のつなぎ目となることを期待してつけられた愛称です。
 少年により近い目線で少年の立ち直り支援を行い、少年が地域社会の中で目標を見つけ、健全な成長を目指すよう活動することを願っています。

岩木山での人命救助に対する感謝状の贈呈(5月27日)

 本年5月11日、津軽岩木スカイライン8合目駐車場から嶽登山道を下山中に、手を振って救助を求める外国人2人を発見し、予備の登山用具を貸し与えた上、安全な場所まで誘導して救助した、2人の会社員のかたに感謝状を贈呈しました。
 遭難した外国人は、雪の残る岩木山を積雪に非対応の靴で登っており、疲労も著しく身動きできない状況でした。
 感謝状を受けた二人は、「今回の遭難は、装備をしっかりしていれば防げたものだったと思います。登山の際は、事前の準備が大事だということが周知されればと思います。」と話していました。

災害救助犬に関する講話と模擬訓練(5月21日)

 NPO法人北東北捜索犬チーム理事長で嘱託警察犬指導手でもある岩本良二さんが、署員に対し、大規模災害発生時における災害救助犬による捜索活動の経験を元に「災害救助犬の活動を通して学んだこと」と題する講話を行った後、模擬家屋等を使用し生存者捜索活動の訓練を行いました。
 警察犬と災害救助犬の違いや特徴を学んだことで、それぞれのメリット・デメリットを理解し、今後の山岳遭難や行方不明者の捜索に役立てていきたいと思います。

交通死亡事故皆無記録合同表彰(4月25日)

 4月18日をもって交通死亡事故皆無2,000日を達成した弘前交通安全協会堀越支部、4月21日をもって皆無1,500日を達成した和徳支部、4月24日をもって皆無6,000日を達成した青柳支部に対し、弘前交通安全協会会長と連名で表彰を行いました。
 長期間にわたり、交通死亡事故の抑止に尽力された各支部関係者の方々に心から敬意と感謝を申し上げます。
 最近、県内で死亡事故が相次いでいます。「思いやり・ゆずり合い」運転で安全運転をお願いします。

交通安全市民総決起大会とパレード(4月5日)

 春の全国交通安全運動を前に、弘前市交通安全対策連絡会が主催する交通安全市民総決起大会が開催されました。
 大会終了後、弘前南高等学校吹奏楽部を先頭に、弘前市長をはじめとする弘前市交通安全対策連絡会の方々や関係団体の皆さんと市内中心街をパレードし、新入学期の交通事故防止や自転車ヘルメットの着用推進を呼び掛けました。

特殊詐欺被害防止のコンビニを表彰(3月27日)

 弘前警察署では3月27日、プリペイドカードを購入して振り込もうとした特殊詐欺を未然に防止してくれました
     セブン・イレブン新町店
の店長・横山光正さんと従業員のかたに感謝状を贈呈しました。
 本年8件目の未然防止となります。
 皆さん、特殊詐欺の被害に遭わないよう注意をお願いします。

交通死亡事故ゼロ11,500日表彰(4月4日)

 本日午前零時をもって交通死亡事故皆無11,500日を達成した弘前交通安全協会取上支部に対し、弘前交通安全協会会長と連名で表彰を行いました。
 平成4年10月から31年半もの長期間にわたり、交通死亡事故の抑止に尽力された関係者の方々に心から敬意と感謝を申し上げます。
 4月6日からは春の交通安全運動が始まります。これからも引き続き悲惨な交通死亡事故が発生しないよう、関係機関の皆様と力を合わせていきます。