青森県は、全国的な統計からみると、台風・大雨被害が比較的少ない県ですが、時として大きな風水害被害に遭っています。平成3年の台風19号(通称リンゴ台風)では、収穫前のりんご約38万トンが落下するなど大きな被害を受けました。
また、本県は、冬期間の暴風にたびたび見舞われており、さらには全国有数の豪雪地帯であることから、暴風、豪雪被害に対する注意が必要です。
青森県警察では、平素の施策、各種災害訓練等により、現場に強い風水害対策を推進していきます。
風水害災害に対する警察の取り組み
■事前の対策
警察では、台風、大雨、洪水などの災害に備えて平素から
● 気象台等関係機関との情報交換及び情報共有
● 自治体等防災関係機関と連携した急傾斜地、浸水地域等の災害危険箇所パトロール
● 災害装備資機材の操法訓練
● 災害時要援護者への防災指導
等を行って風水害への迅速的確な対応及び被害防止の未然防止に努めています。
■各種災害訓練
警察は、素早く救出救助活動が行えるように
● 山間地における風水害を想定した災害警備訓練
● 災害装備資機材等を使用した建物や車両内からの救出訓練
● 県警ヘリや警備艇を使っての救出救助訓練
● 無線等を使用した通信確保訓練
● 夜間の救出救助訓練
等の訓練を行っています。
【夜間の車両内からの救出訓練】 | 【雪に埋もれた車両内からの救出訓練】 | |
【冬山遭難救助訓練】 | 【ヘリコプターの遭難救助訓練】 | |
【警備艇の救助訓練】 | 【住居屋根からの救出救助訓練】 |