犯罪のない安全で安心な青森県を実現するためには、自治体や事業者、各種団体、防犯ボランティアを始めとする地域住民らが協働し、社会総ぐるみで防犯活動に取り組むことが大切です。地域の絆で、犯罪をなくしましょう。
防犯指導隊
防犯指導隊は、各地区の防犯協会長と警察署長から任命され、犯罪と事故や災害のない、明るく安全で安心なまちづくりのため、各種犯罪と事故防止、防犯思想の普及、防犯パトロール、犯罪、事故、災害が発生した際における警戒・救助、その他警察官の職務への協力等、地域安全活動の全般を任務として活動してる防犯ボランティアです。
県内19地区、約1,880人の隊員が、制服を着て活動しています。青色回転灯等を装備した自動車による自主防犯活動
「自分たちの街は、自分たちで守ろう」との思いから、地域住民、民間団体、行政機関などが自主防犯パトロール活動を行っています。
平成16年から、全国で自主防犯パトロールに使用する自動車に青色回転灯等を装備することが認められ、青森県でも青色回転灯等を装備した自動車(通称、青パト)でのパトロールを開始しました。
令和4年12月末現在、青森県内では118団体、287台の青パトが、地域の安全を守るために青色防犯パトロールを行っています。
青パトによるパトロールのメリット
1 機動力があり、少ない人数で広範囲をパトロールできます。
2 青パトは視認性が高いことから、犯罪抑止効果が高く、地域住民に安心感を与えることができます。
青色回転灯等を装備した自動車による自主防犯活動の申請について
青色回転灯等を装備した自動車による自主防犯活動を行うには、事前に警察に申請する必要があります。
※ 警察に申請し証明を受けないまま、自動車に青色回転灯等を取り付けた場合、道路運送車両法における不正改造等の禁止違反に該当します。
防犯CSR活動
CSR(Corporate Social Responsibility)とは、一般的に「企業の社会的責任」と言われており、企業が社会の一員として果たすべき様々な責任を意味します。多くの事業者等の皆様が、環境保全や社会福祉、防災などのCSRに積極的に取り組んでいます。
事業者や各種団体がCSRとして防犯活動(防犯CSR活動)に取り組むことは、社会全体の犯罪に対する抵抗力を高め、県民の皆様を犯罪被害から守る大きな抑止力となります。
青森県警察では、「防犯CSR」活動に取り組む事業者等の皆様を応援するため、犯罪情報の提供やアドバイスなどの支援を行うとともに、活動内容を青森県警察のホームページに掲載し、県民の皆様に広く紹介する取組を始めます。
防犯CSR活動は、地域社会から評価される公益活動であり、地域社会から信頼や絆を作り出すことができ、企業価値の向上につながります。
防犯CSR活動の具体例
自社製品のパッケージに防犯標語を掲載し販売
レシートの余白に防犯標語を印刷
防犯標語を掲載した営業チラシを作成し配布
児童の見守り活動や防犯グッズの提供
防犯ボランティアに対する活動物品の提供
自社のノウハウを生かした防犯講和・寸劇など
青森県警察大学生防犯ボランティア
青森県警察大学生防犯ボランティア「Aomori Public Peace Maker(アオモリパブリックピースメーカー)」は、警察庁から大学生の防犯ボランティア団体として指定を受け、様々な場所で防犯活動を行っています。
青森県警察大学生防犯ボランティア
青森県警察では、青森県警察大学生防犯ボランティアを募集しています。
活動場所は、主に青森市、八戸市、弘前市です。
活動内容や申し込み方法等の詳細は、下記パンフレットをご覧ください。
活動内容紹介
年末特別警戒活動への参加
ボランティア交流会、研修会への参加
住宅防犯に関する広報啓発活動
特殊詐欺被害防止広報啓発活動
子どもの見守り活動
自転車防犯診断活動
万引き被害防止活動