犯罪被害者の抱える様々な問題
犯罪の被害者(遺族の方を含む。以下同じ)は、命を奪われる、けがをする、物を盗まれるなどの生命、身体、財産上の直接的被害だけでなく
事件に遭ったことによる精神的ショックや身体の不調
医療費の負担や失職、転職などによる経済的困窮
捜査や裁判の過程における精神的、時間的負担
周囲の人々のうわさ話や、マスコミの取材・報道によるストレス、不快感
など、被害後生じる様々な問題に苦しめられます。
このような問題は総じて「二次的被害」といわれています。
他の人から見れば、しっかり落ち着いているようでも、感覚が麻痺して現実感を失っている場合もあります。
<被害者の心の傷の回復には、周囲の人々の理解と共感と支持が大切です>
警察における犯罪被害者支援の主な取組み
警察では様々な犯罪被害者支援を行っています。 |
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ご存知ですか?犯罪被害給付制度
犯罪被害給付制度とは、殺人等の故意の犯罪行為により不慮の死を遂げた被害者の遺族又は身体に傷害等を負わされた被害者のかたに対して、 社会の連帯共助の精神に基づき、国が犯罪被害者等給付金を支給し、その精神的、経済的打撃の緩和を図り、 再び平穏な生活を営むことができるよう支援するものです。
犯罪被害者等給付金の種類
遺族給付金
重傷病給付金
障害給付金
亡くなられたとき
重傷病を負ったとき
障害が残ったとき
※ただし、親族間犯罪や被害者のかたにも原因がある場合などには、給付金の全部又は一部が支給されないことがあります。
また、労災保険などの公的補償や損害賠償を受けたときは給付金の額が調整されます。
あなたの力を犯罪被害者支援に
公益社団法人あおもり被害者支援センターでは、犯罪や交通事故等の被害に遭われた被害者やご遺族に対して、 電話や面接による相談、病院や裁判所への付き添い支援、自助グループへの支援等を行っています。
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