快楽を得るためなど、不正な目的で薬物を使用することを「薬物乱用」といい、一度だけの使用でも「乱用」となります。
薬物の魔の手は青少年にも及んでおり、令和3年中、全国で覚醒剤、大麻により検挙された少年は合計1,109人に及びます。
薬物乱用は、乱用者本人のみならず、周囲の人、社会全体に害悪を及ぼす重大な犯罪! 社会全体で、違法な薬物が入り込まない環境づくりや薬物乱用排除の声を広げることが重要です。
青森県警察では、少年の薬物乱用防止を図ることを目的に、パネルやDVDなどで違法薬物の危険性や有害性について学べる「薬物乱用防止広報車(JUMP号)」を配備しています。
各学校で開催の薬物乱用防止教室のほか、地域のイベントなどにも出動します。
全長4.69メートル 全幅1.71メートル 全高2.25メートルのワゴンタイプで、車両後方の大型モニターで薬物乱用防止に関するDVDを放映でき、薬物のサンプルや薬物乱用防止広報啓発パネル等を展示しています。
「JUMP号」の利用申込みについては、最寄りの警察署少年担当係へ、希望日の1か月ほど前までにお問い合わせください。