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山岳遭難・水難・雪害

山岳遭難

山菜採り・キノコ採りは注目!
山好き必見

株式会社ヤマップと「遭難ZERO協定」締結(令和6年1月23日)
~東北管区内では4番目に協定を締結しました~

ヤマップとは
 ヤマップとは、電波の届かない山の中でも現在地がわかるスマートフォン向けの「登山地図アプリ」です。 このアプリを使うことにより、道迷いによる遭難を防ぐことができます。 まずは、無料のアプリをインストールし、入山する山の地図をダウンロードしましょう。 地図も月2枚までは無料です。
 入山する時にアプリを起動して「のぼる」→「地図を見る」→「活動開始」の順番で押すだけです。
 スマートフォンを見れば自分が登った経路が一目瞭然に分かります。仮に迷っても、来た道を帰れば入山地点に戻れます。
 山菜採り・キノコ採り・登山・スキー等のレジャー、全ての入山者が簡単な操作で道迷いを減らすことができます。

 また、アプリ内から登山届を提出できるようになりました。
 遭難事故の際は青森県警が登山届を確認することができ、迅速な捜索活動に繋がります。
 自分を守る、そして家族の安心のため、登山届を提出しましょう。

アプリの使い方


遭難者が多い善光寺平で山菜採りをする方を例に紹介します。


 ○ ヤマップアプリ・地図のダウンロード

アプリのダウンロード 善光寺平に一番近い山を選択 櫛ヶ峯(上岳)を選択

 ○ 実際に山菜採りに入る時
「のぼる」をタップ 「地図を見る」をタップ 「活動を開始」をタップ


 山菜採りが終了したら「終了」をタップしてください。

アプリのダウンロード、登山届の作成は下記のQRコードから行うことができます。




「方言川柳色紙」を活用した山岳遭難等防止広報について

 

 令和5年中、山菜採りやキノコ採りに伴う山岳遭難や熊による人的被害が多発し、遭難者の7割以上、被害者の9割以上が65歳以上の高齢者でした。
 県警では、高齢者の心に響く広報として、山岳遭難・熊による人的被害の防止をテーマとした方言川柳を警察部内で募集し、優秀作品(8作品)について、方言研究家・川柳作家である渋谷伯龍氏に「方言川柳色紙」の作製を依頼しました。
 令和6年2月19日、警察本部において色紙の贈呈式が行われ、贈呈していただいた色紙については、今後の防止広報に活用することとしました。

                                          
色紙贈呈式の状況

優秀作品
 

 
 
 

 




※画像をクリックすると動画が再生されます。


【救助の際ヘリが近づいてきたらやってほしいこと】

  

【着衣の視認性のテスト】


【山岳救助現場映像】


登山等における遭難防止のためのアドバイス

○知識や経験の浅い初心者だけでの入山は慎み、経験豊富なリーダーのもとにパーティーを組みましょう。
○十分な装備を携行しましょう。
○事前に登山ルートを確認しましょう。
○水分補給はこまめにしましょう。
○いつでも連絡が取れるように携帯電話などを携行しましょう。
○天候が急変した場合には、予定を変更して早急に下山しましょう。
○登山計画書を必ず提出しましょう。
○スキー・スノーボードをされる方はスキー場などで決められたルールを守りましょう。

 
登山の画像



コンパスでの登山届

 平成30年11月20日、「コンパス」の活用に関する協定を締結しました。
遭難等の事故の際には、「コンパス」に提出された登山届も青森県警で確認できます。

登山届コンパスの画像

郵送、FAXでの登山計画書の提出先

青森県警察本部
郵便番号 030-0801
住所   青森市新町二丁目3-1  
電話番号 017-723-4211 FAX番号 017-775-0005
 ○入山する山を管轄する警察署、交番・駐在所
 ○山域の案内所、旅館、入山口の専用ポスト
 ○入山することを職場、学校、家庭に知らせることも重要です 


山岳遭難の発生状況と防止のための注意点

冬山遭難に注意の画像
山岳遭難統計の画像

活 動
令和5年9月15日、秋の山岳遭難救助訓練を実施しました。
十和田市大字奥瀬の山中でキノコ採りに来たかたが遭難したとの想定で、警察官13人が捜索活動を実施しました。
山岳救助技能指導官から捜索活動のポイントについて指導を受け、個々のレベルアップを図りました。

捜索範囲の検討状況 捜索ポイントの指導状況

捜索範囲の検討状況

捜索ポイントの指導状況

救助活動状況 搬送状況

救助活動状況

搬送状況

水難

水難の発生状況と防止のための注意点
水難統計の画像

雪害


除排雪中の事故を防止するための注意点

○除雪作業は、家族や近所の人にも声を掛けて、できるだけ複数で行いましょう。
○屋根の雪下ろしは、「命綱を付ける」、「滑り止めの付いた靴を履く」など、転落防止に十分注意しましょう。
 また、転落時に備え、屋根の下には雪を残して作業しましょう。
○軒下からの屋根の雪落としは、雪の下敷きにならないように十分注意しましょう。
 晴れの日は屋根の雪全体がゆるんでいるので、特に注意が必要です。
○梯子の上り下りは、梯子を確実に固定し、転落事故防止に注意しましょう。
○除雪機の点検は、必ずエンジンを停止してから行いましょう。
○夜間に雪片付けをするときは、除雪車や通行車両のドライバーがすぐにわかるように反射材を身につけましょう。